コラム

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ホワイトニング後に知覚過敏が起こる原因と対処法!予防法も


ホワイトニング治療をして綺麗になった女性の歯

こんにちは。熊本県熊本市にある関歯科医院です。

歯の黄ばみを改善したいと考え、ホワイトニングに関心を持つ方は増えています。口元が明るく見えることで清潔感のある印象につながるため、年代を問わず施術を受ける人が多くなっているのです。

一方で、ホワイトニング後に「歯がしみる」「冷たい飲み物で痛みを感じる」といった知覚過敏の症状が現れるケースもあります。ホワイトニングを安心して受けるためには、知覚過敏が起こる原因や予防方法を知っておくことが大切です。

今回は、ホワイトニング後に知覚過敏が起こる原因や症状が現れたときの対処法について解説します。

ホワイトニングとは

ホワイトニング治療の様子

ホワイトニングとは、専用の薬剤を使って歯を白く見せる施術です。

毎日の食事や加齢、喫煙などの影響によって、歯には少しずつ黄ばみや着色が蓄積します。特にコーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなど色の濃い飲食物は、歯の変色につながりやすいといわれています。

通常の歯磨きでは落としきれない着色に対して行われるのがホワイトニングです。ホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素といった成分を含む薬剤を使用します。これらの成分が着色の原因となる色素を分解することで、歯を白くしていきます。

施術方法には、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあります。オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を使用するため、短期間で変化を感じやすいという点が特徴です。

一方、ホームホワイトニングは低濃度の薬剤を使い、時間をかけて自然な白さを目指す方法です。それぞれ特徴が異なるため、よく理解したうえでご自身に合った方法を選択することが大切です。

知覚過敏とは

知覚過敏の男性

知覚過敏とは、冷たい飲み物や熱い食べ物、歯ブラシの刺激などが加わることによって歯がしみる症状のことです。歯の表面はエナメル質という硬い組織で覆われています。

しかし、歯ぐきが下がったり、歯の表面が削れたりすると、その内側にある部分へ刺激が伝わりやすくなります。その結果、冷たい水を飲んだときや歯磨きをしたときに、一時的に痛みを感じる場合があるのです。

知覚過敏の原因には、強い力での歯磨き、歯ぎしり、食いしばり、歯周病などがあります。

知覚過敏は刺激がなくなると落ち着くケースがほとんどですが、症状が長引くときや強い痛みがあるときには、歯科医院で相談することが大切です。

ホワイトニング後に知覚過敏が起こる原因

ホワイトニング後に知覚過敏が起こる原因

ホワイトニングをすると一時的に知覚過敏の症状が現れることがあります。ここでは、ホワイトニング後に知覚過敏が起こる原因について解説します。

薬剤による刺激

ホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素を含む薬剤を使用します。これらの成分は歯の内部へ浸透し、着色の原因となる色素を分解する働きがあります。

そのため、歯の神経に薬剤の刺激が伝わると、しみたり、ズキッと痛んだりすることがあるのです。特にオフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤を使うため、刺激を感じやすいとされています。

また、ホワイトニング直後は歯の表面が乾燥しやすく、一時的に刺激に敏感になることも理由のひとつです。

ただし、多くの場合は一時的な症状で、数時間から数日ほどで落ち着くことが一般的です。

エナメル質が薄くなっている

歯の一番外側を覆っているエナメル質は、日々の飲食や歯ぎしり、強いブラッシングなどによって少しずつすり減ることがあります。

特に、清涼飲料水や柑橘系の果物など、酸性の食品を好んで口にする方は要注意です。これらを頻繁に摂取すると、エナメル質が徐々に薄くなっていきます。その状態でホワイトニングを行うと、薬剤の影響がより強く象牙質に届くため、しみる症状が現れやすくなるのです。

歯ぐきが下がっている

歯ぐきが下がると、本来歯ぐきに覆われていた部分が露出します。歯の根元にはエナメル質がなく、刺激が伝わりやすい構造になっています。そのため、ホワイトニング剤が触れると、しみることがあるのです。

歯ぐきが下がる原因には、加齢や歯周病、強いブラッシング圧などがあります。特に歯周病が進行すると、歯を支える骨が減少し、歯ぐきも後退しやすくなります。また、歯ぎしりや食いしばりによって歯へ強い力がかかることも、歯ぐきが下がる原因です。

歯の根元が見えているときには、ホワイトニング時に刺激を感じやすいため注意が必要です。

虫歯や歯に亀裂がある

虫歯や歯にヒビがある状態でホワイトニングを行うと、薬剤の刺激が内部へ伝わりやすくなります。初期の虫歯は自覚症状が少ないこともあり、気づかないままホワイトニングを受けるケースもあるかもしれません。

しかし、小さな虫歯でも薬剤が触れると強い刺激を感じる場合があります。また、歯ぎしりや食いしばりの癖があると、歯に細かな亀裂が入ることがあります。見た目ではわかりにくいヒビでも、そこから刺激が伝わると知覚過敏が起こることがあるのです。

ホワイトニング後に知覚過敏が起こったときの対処法

ホワイトニング後に知覚過敏が起こったときの対処法

ここでは、ホワイトニング後に知覚過敏が起こったときの対処法について解説します。

冷たいものや熱いものを避ける

ホワイトニング後は、歯が一時的に敏感な状態になります。そのため、冷たい飲み物や熱い食べ物を口にすると、しみる症状が強く出る場合があるのです。

特に、氷入りの飲み物、熱いスープ、アイスクリームなど温度差の大きいものは刺激になりやすいため注意が必要です。症状が落ち着くまでは、常温に近い飲み物や刺激の少ない食事を選ぶと負担を減らしやすくなります。

また、炭酸飲料や柑橘類など酸味の強い飲食物も歯へ刺激を与える場合があります。ホワイトニング直後は歯の表面が敏感になりやすいため、数日ほどは控えると安心です。

知覚過敏用の歯磨き粉を使用する

ホワイトニング後は歯が一時的に敏感になりやすいため、通常の歯磨きでも刺激を感じる場合があります。そのようなときに知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで、歯への負担を抑えやすくなります。

ただし、すぐに症状が落ち着くとは限りません。毎日のケアとして継続して使用することで、徐々にしみる感覚が軽減されていくでしょう。

また、歯磨きの際に強い力をかけると、歯や歯ぐきへ負担がかかります。やわらかめの歯ブラシを使い、小刻みにやさしく磨くことが大切です。さらに、研磨剤が多く含まれている歯磨き粉は刺激につながる場合もあるため、歯への負担が少ないタイプを選ぶと安心です。

歯科医院で相談する

しみる症状が強い場合や長く続く場合には、歯科医院で相談することが重要です。ホワイトニング後の知覚過敏は一時的なケースが多いものの、虫歯や歯の亀裂など別の原因が隠れている場合もあります。自己判断だけで放置すると、症状が悪化する可能性もあるでしょう。

歯科医院では、歯の状態を確認したうえで適切な処置を行います。知覚過敏を抑える薬剤の塗布やフッ素塗布などによって、刺激を軽減できる場合があります。また、ホワイトニングの方法や薬剤の濃度、施術間隔を見直すことで、歯への負担を減らしやすくなります。

不安な症状がある場合には、早めに相談することが大切です。

ホワイトニング後に知覚過敏が起こるのを防ぐ方法

ホワイトニング後に知覚過敏が起こるのを防ぐ歯科医師

ホワイトニング後に知覚過敏が起こるのを防ぐためには、日頃のケアや施術前後の対応が重要です。

歯を強く磨きすぎない

ホワイトニングのあとは、歯の表面が一時的に敏感になっているため、ブラッシングの方法にも注意が必要です。力を入れてゴシゴシと磨くと、歯の表面を傷つけて、知覚過敏の症状が現れやすくなります。

歯を磨くときは、やわらかめの歯ブラシを使い、力を入れずに優しく小刻みに動かすようにしましょう。歯と歯ぐきの境目は特にデリケートな部分なので、丁寧に磨くよう心がけることが大切です。

ホワイトニングの頻度を守る

ホワイトニングは、決められた頻度を守って行うことが大切です。

歯を早く白くしたいからといって、短い間隔で何度もホワイトニングを行うと、歯へ負担がかかりやすくなります。その結果、ホワイトニング後に歯がしみたり、刺激を感じやすくなったりする場合があるのです。

特にホームホワイトニングでは、自分で使用時間や回数を管理するため、説明された方法を守ることが重要です。使用時間を長くしたり、必要以上に回数を増やしたりすると、歯が敏感になる可能性があります。

また、知覚過敏の症状がある状態で続けてホワイトニングを行うと、痛みが強くなることもあります。歯の状態を確認しながら、適切な間隔で進めることが大切です。

歯科医院でホワイトニングを受ける場合は、歯の状態に合わせて施術間隔を調整してもらえるため、不安がある方は相談しましょう。

歯科医院で口腔内をチェックしてもらう

ホワイトニングを行う前には、歯科医院で歯や歯ぐきの状態を確認することが大切です。

虫歯や歯周病、歯のヒビなどがある状態でホワイトニングを行うと、薬剤の刺激によって歯がしみやすくなる場合があります。特に小さな虫歯や細かな亀裂は、自分では気づきにくいことも少なくありません。

歯科医院では、必要に応じて虫歯治療やクリーニングを行ってからホワイトニングを進めます。事前にしっかり確認することで、知覚過敏などのトラブル予防につながります。

まとめ

ホワイトニング治療をして綺麗になった女性の歯

ホワイトニングは、歯の黄ばみや着色を改善し、口元を明るい印象へ導く方法ですが、施術後には知覚過敏が起こる場合があります。

知覚過敏の原因には、ホワイトニング剤による刺激だけでなく、エナメル質の摩耗、歯ぐきの下がり、虫歯や歯のヒビなども関係しています。特にもともと歯が敏感な方は注意が必要です。

症状が出た場合には、冷たいものや熱いものを避ける、知覚過敏用の歯磨き粉を使用するなど、歯への刺激を減らすことが大切です。また、痛みが続く場合には歯科医院で相談しましょう。

ホワイトニングを検討されている方は、熊本県熊本市にある関歯科医院にお気軽にご相談ください。

当院では、インプラント治療を中心に虫歯・歯周病治療、矯正治療など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWEB予約もお受けしております。

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