コラム

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歯科医院でのホワイトニングの種類!違いを比較しながら解説!


ホワイトニングをする女性

こんにちは。熊本県熊本市にある関歯科医院です。

歯科医院でのホワイトニングに挑戦したいという方も多いでしょう。ホワイトニングには、いくつか種類が存在します。「それぞれどんな違いがあるの?」「自分にはどのホワイトニング方法が合っているのかな」と疑問に思う方もいるでしょう。

今回は、ホワイトニングの概要や種類を詳しく解説します。それぞれの特徴や、ホワイトニング方法の選び方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングとは?

ホワイトニングをする女性

ホワイトニングとは、歯の表面に薬剤を塗り、黄ばみなどの色素を分解することで歯を白くする方法です。

毎日の歯磨きでは落とせない汚れが蓄積することや、カレーやコーヒーなどの色の濃い飲食物を摂取することで、歯は徐々に黄味がかった色へ変化します。美しい白い歯を手に入れるために、ホワイトニングを受ける方が増加しているのです。

ホワイトニングの種類と特徴

ホワイトニングの種類と特徴を説明

歯科医院のホワイトニングには、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングの3種類があります。

それぞれの特徴、メリット・デメリットを確認しましょう。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、すべての工程を歯科医院で行うホワイトニングです。

オフィスホワイトニングで使われる薬剤には過酸化水素が配合されており、高いホワイトニング効果が期待できます。すべての工程を歯科医師や歯科衛生士などの有資格者が行うため、ホームホワイトニングよりも高濃度の薬剤を使用できます。

薬剤を歯の表面に塗ってから専用の機械で光を照射し、歯を白くするのが一般的です。

オフィスホワイトニングのメリットは、以下のとおりです。

  • 短期間で効果を実感できる
  • プロに施術してもらえる

デメリットとしては、以下が挙げられます。

  • ホームホワイトニングに比べて費用が高い
  • 白さが持続しにくい
  • 施術のたびに来院する必要がある

オフィスホワイトニングでは、施術前に歯に異常がないかなどを確認してもらえます。施術中に痛みなどの症状がある場合はすぐに対応してもらえるので、安心して施術を受けられるでしょう。

しかし、オフィスホワイトニングは施術のたびに来院しなければなりません。歯科医院が遠い場合や仕事が忙しい場合など、不便に感じる可能性があります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは、歯科医師や歯科衛生士などの資格を持つプロの指導のもと、ご自宅で専用のマウスピースを使って行うホワイトニングです。

薬剤には過酸化尿素が配合されており、歯の内側から白くする効果が期待できます。オフィスホワイトニングに比べると濃度は低いですが、連続で使用することで徐々に歯が白くなるでしょう。

オフィスホワイトニングと同様、市販されていない薬剤のため、来院して薬剤を受け取る必要があります。

オフィスホワイトニングのメリットは、以下のとおりです。

  • 好きな場所・好きなタイミングで行える
  • 白さが長持ちする
  • オフィスホワイトニングよりも費用が安い

デメリットは、以下のとおりです。

  • 即効性はない
  • トラブルが起きてもすぐに対応できない場合がある

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングのようにすぐに白さを実感できるわけではありません。実感できるまでに2週間程度かかるといわれています。

歯の内側から徐々に漂白するため、白さの持続期間が長いことが特徴です。忙しく歯科医院に頻繁に通えない方でも、ご自宅で好きなタイミングでできることも大きなメリットでしょう。

ご自身でホワイトニングをするため、トラブルが起きてもすぐに対応できないことがデメリットです。歯科医院の予約を取って受診しなければならず、問題を抱えたまま過ごさなければならないこともあるでしょう。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、上述したオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行う方法のことです。即効性が高く、持続性のあるホワイトニング方法です。

最初にオフィスホワイトニングで理想の白さにしてから、ホームホワイトニングで白さを保つことが多いでしょう。

デュアルホワイトニングのメリットは、以下のとおりです。

・即効性・持続性がある

デメリットは、以下のとおりです。

  • 2つの施術を行うので費用が高い
  • ご自宅、歯科医院どちらの施術時間も確保しなければならない

デュアルホワイトニングの大きなメリットは、即効性・持続性があることでしょう。

しかし、2つの施術を行うので費用が高くなることが多いです。どちらか一方のホワイトニングを行うより、施術時間を確保しなければならないこともデメリットでしょう。

ホワイトニング方法を比較

ホワイトニング方法を比較イメージ

それぞれのホワイトニングの種類ごとに、費用や施術頻度、効果の持続期間などをまとめました。

<ホワイトニングごとの費用や施術頻度など>

種類オフィスホワイトニングホームホワイトニングデュアルホワイトニング
費用30,000〜70,000円程度20,000〜40,000円程度50,000〜100,000円程度
施術頻度1〜2週間に1回を2〜4回程度1日1〜2時間の施術を2週間程度オフィスホワイトニングを2〜3回 ホームホワイトニングを2週間程度
効果の持続期間3〜6か月程度6〜12か月程度12〜24か月程度

ホワイトニング方法の選び方

ホワイトニングを受ける女性

ホワイトニング方法の選び方は、何を重視するかで異なります。「予定があるから早く白くしたい」「自然な白さにしたい」「できるだけ安いほうがいい」など、ご希望は一人ひとり異なるでしょう。

何を重視するのかを考え、ご自身の希望に合う方法を選択することが重要です。それぞれのホワイトニングがどのような方に向いているのか確認しましょう。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、2〜4回程度の施術で理想の白さに近づけるホワイトニング方法です。早い場合は、1回の施術で効果を実感できる方もいます。

結婚式などの大事なイベントを近くに控えている方や、ご自身でホワイトニングを行うのを面倒に感じる方、歯科医師と相談しながらホワイトニングを進めたい方に適しているでしょう。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、比較的安価に受けられるホワイトニング方法です。なるべく費用を抑えたい方や、効果の持続性を求める方、好きなタイミングでホワイトニングをしたい方に適しています。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、早く白くして持続させたい方、費用がかかっても高い効果を得たい方に適しているでしょう。

ホワイトニングの注意点とリスク

ホワイトニングの注意点とリスクイメージ

最後に、ホワイトニングをするうえでの注意点を確認しましょう。

  • 使用方法を必ず守る
  • トラブルがあったときは歯科医師に相談する
  • 先に虫歯治療を終えておく
  • 天然歯以外には効果がない

それぞれ詳しく解説します。

使用方法を必ず守る

オフィスホワイトニングはすべて歯科医師によって施術が行われるため、特に気にする必要はありません。

しかし、ホームホワイトニングはご自身で施術を行います。使用方法は必ず守ってください。

ホワイトニングには強い薬剤を使うため、薬剤の使用量や使用時間などを守らなければ、口内が傷つくなどのトラブルが予想されます。

トラブルがあったときは歯科医師に相談する

ホワイトニング時に強い痛みやしみを感じる場合は、歯科医師に相談しましょう。ホームホワイトニングのマウスピースが破損した場合は、自己判断で使用を続けることは避けてください。

トラブルを放置すると思ったような効果が得られないほか、トラブルにつながる恐れがあります。

先に虫歯治療を終えておく

虫歯があると、ホワイトニング時に痛みがでる可能性があります。ホワイトニングをしたい場合は、先に虫歯治療を終えておきましょう。

ホワイトニング前には虫歯などのトラブルがないか検査を行い、虫歯があった場合は治療を優先します。ホワイトニングをしたいと思ってもすぐにホワイトニングに取りかかれないこともあるので、先に口内のトラブルは解決しましょう。

天然歯以外には効果がない

どのホワイトニング方法でも、詰め物や被せ物といった人工物にはホワイトニング薬剤が作用しません。人工物が多い場合にホワイトニングを行うと、色むらが目立つこともあります。

ホワイトニング後に詰め物や被せ物を新しいものに作り変えてトーンを上げるなど、対応する必要があります。

まとめ

ホワイトニングをして歯がきれいになった女性

今回は、歯科医院でのホワイトニングの種類と特徴を解説しました。

歯科医院のホワイトニング方法はオフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングの3種類があります。どの方法にもメリット・デメリットが存在します。

ご自身に適した方法を選択し、白く美しい歯を手に入れましょう。

ホワイトニングを検討されている方は、熊本県熊本市にある関歯科医院にお気軽にご相談ください。

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