顎関節症治療


体の不調は顎関節症が原因かもしれません

顎関節症は、歯ぎしりや食いしばりなどの習慣、不適切な噛み合わせ、ストレスなどが引き金となり、顎関節や周辺の筋肉に痛みや不快感をもたらす疾患です。
この症状は放置すると日常生活に影響を与える可能性があります。そんな顎関節症の治療において、私たちは新しいアプローチを開始しています。
当院では、顎関節にレーザーを照射し、温熱療法により痛みを軽減し、関節の機能を改善する治療法を導入しております。
さらに、各患者様の口腔状態に合わせたカスタムマウスピースを作成し、顎関節症の原因となる噛み合わせのズレを解消させていきます。

顎関節症の主な症状

顎関節症は口や顔周辺のさまざまな症状を引き起こすことがあります。
最も一般的な症状は顎の痛みや不快感です。
特に咀嚼時や口を開閉するときに痛みが生じることが多くあります。

顎の痛み

これは一番一般的な症状で、特に咀嚼時や口を開閉するときに痛みが生じます。

耳周辺、顔、頭、首、肩の痛み

痛みは顎だけでなく、周辺部位にも広がることがあります。

クリック音またはギシギシ音

顎を動かすときにこれらの音がする場合があります。

口の開きの制限

顎が正常に動かせず、特に口を大きく開けるときに痛みが出ることがあります。

頭痛

顎関節症はしばしば頭痛を引き起こすことがあります。

耳鳴り

顎関節症の症状としてはあまり知られていませんが、耳鳴りの原因になることもあります。

めまいや視覚障害

これらも顎関節症が原因でないと考えられがちな症状ですが、顎関節症により引き起こされることがあります。

これらの症状が出ている場合は、専門の診断を受けることが重要です。
適切な治療により、痛みは軽減され、顎の機能も改善されることでしょう。

顎関節症のタイプ

筋肉の問題

顎関節症の最も一般的なタイプで、下顎を制御する筋肉、あるいは首や肩の筋肉から痛みや不快感が生じる場合です。/p>

顎関節の異常

顎関節自体に問題が生じるケースで、ネンザのような状態になることや、間接円板のズレが見られます。

骨の変形

主に下顎頭が変形し、それが周囲の炎症とともに痛みや雑音を引き起こします。

歯ぎしり

多くの人が歯ぎしりをしていますが、音が出ないことが多く、特に夢を見ているときに歯ぎしりが強くなります。

くいしばり

主に睡眠中に見られ、または無意識のうちに日中行っていることもあります。
ストレスが影響を与えることがあります。

咬合の問題

歯が欠損したり、冠が適切に咬み合わせていないと、食事の際に片側の歯だけを使うことになることがあります。

外傷による問題

スポーツや事故で顎に衝撃を受けたり、特に硬い食べ物を強く噛んでしまったときなどに起こることがあります。

スプリント治療

スプリント治療顎関節症の治療法の1つであるスプリント治療は、特別に設計した装置、スプリントを用いた治療方法です。
スプリントは、透明なプラスチック製のマウスピースのようなもので、主に夜間睡眠中に患者様が上または下もしくは上下の歯に装着します。
これにより、顎関節が適切な位置に安定し、噛み合わせのバランスを取り戻す役割を果たします。
スプリントは一時的に顎関節の痛みや不快感を軽減し、さらなる損傷から顎関節を保護します。
また、スプリントは歯ぎしりや顎の緊張を防ぎ、これらが顎関節症の症状を引き起こすのを防ぎながら、顎の筋肉をリラックスさせ、過度の圧力や摩耗から顎関節を守るという効果があります。
それぞれの患者様に合わせてオーダーメイドで作成するため、スプリントはしっかりとフィットします。
まれに、一部の患者様は最初は違和感を感じることがあります。
顎の位置が変わったり、新しい噛み合わせに慣れる必要があるためです。
この治療は通常、他の治療法と併用され、症状の緩和と顎関節の正常な機能の回復を目指します。

レーザー治療

レーザー治療レーザー治療は、顎関節症の治療方法の一つとして当院で採用しております。
レーザーは、その温熱療法により顎関節症の痛みを緩和するとともに、関節の動きを改善し、顎関節の周囲の組織の修復を促進する働きがあります。
レーザーを顎関節周囲の組織に照射し、細胞のエネルギー生産を刺激することで、組織の修復プロセスを促進します。
また、レーザー治療は炎症と痛みを減少させ、血流を改善させることも報告されています。
レーザー治療は通常、数分から10分程度で行われ、痛みを伴うことはありません。
また、無侵襲的な方法であるため、リスクや副作用は極めて少ないとされています。
ただし、最良の結果を得るためには、複数回の治療が必要になることが多いです。
レーザー治療は、他の治療法と組み合わせて行うこともあります。

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