自然さと快適さを追求する先進的な入れ歯治療
お口の健康を全面的にサポートする当院では、患者様のライフスタイルとニーズに対応する、より自然で違和感の軽い入れ歯の提供を心掛けています。
保険診療の入れ歯はもちろん、自由診療の高精度な入れ歯も多数活用し、お一人お一人の口腔状態に対して最適なご提案をいたします。
入れ歯安定剤を使わなくても、より自然な使用感の実現を目指します。
患者様にあわせた最適な入れ歯を提案するために
入れ歯治療では、患者様の口腔の現状と個々のご要望を伺うことが最も重要なステップとなります。
カウンセリングを通じて、患者様が抱える問題点を具体的に理解し、望まれている結果をイメージすることが可能となります。
まずは、お口の現状について詳しくお伺いいたします。
口腔内の状態、噛む力、顎の動き、残っている自分の歯の数や位置など、様々な要素により入れ歯の設計が決まります。
次に、ご要望をお伺いいたします。
これは、患者様がどのような結果を望んでいるかを理解するために重要なステップとなります。
機能性はもちろん、見た目や装着感も重要な要素です。
自然な見た目を希望する方や、特定の食べ物を再び楽しみたいという方など、個々のご要望はさまざまです。
これらの情報を元に、歯科医師が患者様に最適な治療法をご提案いたします。
保険適用と自由診療の入れ歯の違い
入れ歯を選ぶ際には、その素材や見た目、機能性、そしてコストの面で違いがある保険診療の入れ歯と自由診療の入れ歯の間でどちらを選ぶかが重要な決断になります。
それぞれの違いを理解することで、自身の生活スタイルや予算に最も適した選択をすることができます。
保険適用の入れ歯
素材
人工歯と床の素材は樹脂（プラスチック、レジン）に限られており、クラスプ（留め具）の材質も金属しか選択できません。
メリット
費用負担が抑えられ、破損した際の修理が比較的容易です。
デメリット
長期間の使用で変色・すり減りが起きやすく、臭いや汚れが付着しやすいです。
床の厚みが装着時の違和感を引き起こし、食事の際には味や温度が分かりづらくなる可能性があります。
自由診療（自費）の入れ歯
素材
臭いがつきにくい素材や、クラスプが不要な素材、丈夫で生体親和性も良い金属など、素材を自由に選択できます。
人工歯部分の素材の選択も可能です。
メリット
やわらかい材質の選択や、金属の素材なら薄くすることが可能なため、装着時の違和感が少ないです。
クラスプが無い入れ歯は見た目も良く、金属アレルギーの心配もありません。
より本来の歯に近い見た目・機能性が期待できます。
デメリット
自費診療のため、費用負担が大きいです。
また、材質によっては修理に日数がかかる場合があります。
当院で扱う入れ歯の種類
金属床義歯
金属床義歯は、金属をベースにして作られた総入れ歯の一種です。
主にコバルトクロム合金やチタンの金属を使用し、その上に人工歯となるレジンを配置します。
金属床の特性として、レジン床に比べて耐久性と剛性が高く、床の薄さを確保することができるため、装着感が良くなります。
また、金属の良好な伝熱性により、飲食時の感覚も自然です。
金属床義歯は、自費診療となりますが、その長寿命と快適な装着感が魅力です。
- 【特性】
- 金属をベースにした総入れ歯
- 【メリット】
- 高い耐久性と剛性、良好な装着感、飲食時の感覚が自然
- 【デメリット】
- 金属アレルギーの方は使用できない
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは、伝統的な部分入れ歯の留め具（クラスプ）を使用せず、他の方法で固定するタイプの入れ歯です。 ノンクラスプデンチャーの主な利点は、見た目が自然で、装着時の違和感が少ないことです。 また、金属アレルギーの心配もありません。 ただし、一部の場合には咬合力に対する耐久性が求められるため、使用できる状況が限られます。
- 【特性】
- クラスプを使用せず他の方法で固定
- 【メリット】
- 自然な見た目、装着時の違和感が少ない、金属アレルギーの心配がない
- 【デメリット】
- 使用できる状況が限られる、耐久性に一部制限あり
インプラント用義歯
インプラント用義歯は、顎の骨に直接埋め込むインプラント（人工歯根）に取り付けるタイプの入れ歯です。
自身の歯のように咬む力を伝えることができ、見た目も自然です。
また、インプラントの存在により、骨の吸収を防ぐ効果もあります。
治療に時間がかかることや、費用が高くなる点が欠点とされていますが、その一方で、長期的な満足度は非常に高いと言われています。
- 【特性】
- インプラントに取り付ける入れ歯
- 【メリット】
- 自然な見た目、自身の歯のような咬む力、骨の吸収防止
- 【デメリット】
- 治療に時間がかかる、費用が高い
ジルコニアブリッジ
ジルコニアブリッジは、高強度で耐久性のあるジルコニアという素材を用いたブリッジ（連続した複数の人工歯）です。
見た目が自然で美しいため、前歯部分の修復に特に適しています。
また、金属アレルギーの心配がなく、非常に高い耐久性を誇ります。
しかし、その制作には高度な技術とコストが必要となるため、費用は比較的高めとなります。
- 【特性】
- 高強度なジルコニアを用いたブリッジ
- 【メリット】
- 自然で美しい見た目、金属アレルギーの心配がない、高い耐久性
- 【デメリット】
- 高度な技術と費用が必要
入れ歯を長く使うためには、天然の歯と同じくらいのケアが必要です
入れ歯を長持ちさせたいなら、適切なメンテナンスが欠かせません。
まず大切なのは、ご自宅での日々の清掃です。
適切なケアは、入れ歯の劣化を防ぎ、快適さを維持します。
食事の後には必ず入れ歯を取り出し、柔らかいブラシで汚れを取り除くことが重要です。
ゴシゴシ磨いてしまうと、表面に微細な傷がつき、そこに細菌が溜まるようになります。
また、睡眠時には入れ歯を取り外し、入れ歯用のクリーナーで洗浄し、乾燥を防ぐために清潔な水に浸けておくことが推奨されます。
しかしながら、自宅でのケアだけでは十分ではありません。
歯科医院での定期的な検診とメンテナンスが必要です。
専門家によるチェックでは、入れ歯のフィット感や状態を確認し、必要に応じて調整が行われます。
また、専門的なクリーニングにより、家で取り除くことが困難な頑固な汚れを落とすことができます。
これらのプロフェッショナルなケアは、口腔内の健康状態を維持し、入れ歯が長持ちすることに大いに寄与します。
総じて、入れ歯の管理は自宅でのケアと定期的な歯科医院での検診が両方必要となります。
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